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syren2007-01-29

ともだちにガイドブックを借りに浦和。ふらふら散歩をかねて隣の駅まで歩いてモスでなんとかチキンフォカッチャたべた。おーいしーいのでまた食べたい。うだうだ話でもんもんと考えるのであった。バイトに行く友達と別れたら、高校のときからずーっと気になっていたカメラ屋さんに古いカメラを修理に出しにいく。カメラ修理しますとぶっとく太くでーんとした看板がでているの。電車からみててずーっと気になっていた。もっていったのは両親がむかーしむかし使っていたリコーのハーフサイズのカメラで、家で発掘したときにはすでにカビだらけ、なんかシャッターも変、だった。一年以上インテリアにもせず、引き出しにしまったままだったけど今回の旅行に持っていこうと思ってやっとこさ修理に出す気になって、それでいつも電車の中からみてたこのカメラ屋さんを思い出した。キュルキュルの扉をあけたらストーブはついて、飲みかけの野菜ジュースがあるものの店主がいない。奥のほうからテレビの音がする。大きい声ですいませーんと言ってみるけど返事なし。どうしたもんかとおもいつつキョロキョロしてるとビストロのとき中居君が鳴らすみたいなベルがあるのに気づいて、どきどきしつつ振ってみた。予想より大きい音が出て焦った。そしたらなかから年齢不詳の前歯のない黒髪のおかっぱの女の人が出てきて、うわぁ失敗したかもあやしすぎる!!ときょどりつつこここれ修理していただきたいんですがとわたしのかめらを差し出した。そしたらまぁぁああ!と歓声をあげて私がポカーンとしているとこれいいカメラなのよう!あなたみたいな若い人がこういう古いカメラを使ってくれるなんてうれしいわあ!もうう!と始まって、それから今のカメラについて昔のカメラについていろいろ聞かされてふああああだった。圧倒された。とってもカメラが好きなんだなぁと伝わってきて、わたしなんかはただのミーハー女の子は誰でも写真に夢中になるの自分の足とか下らないものばかり撮るというやつなので恥ずかしくなりました。最後に前金一万払って、預けてきた。きっと新しいエネルギーを注入されて帰ってくるだろう。そのあとも徒歩気分だったのでずんずん歩く。最近腰また痛くて、不安だけど歩いてると痛くない。医者には手ぶらでウォーキングを勧められるけど、実際手ぶらは無理だよな。結局最後まで電車に乗ることなく大宮まで歩いた。歩くの楽しい。役所の近くを通ったのでついでに戸籍の請求の諸々などこなす。本籍地がいまだにきおとなので郵送請求しなきゃだめなの。めんどくさい。このめんどくささを母は心底嫌がっていて本籍うつさない父を責めている。とーさんはやっぱりきおとが自分のおうちが好きなんだろうな、と思う。色々不便でも、本籍うつしたら、故郷を断ち切るみたいで嫌なんだろうな、と思う。実家には誰も住んでないから余計だね。家に帰ったらやたら母がやさしかった。今身内がいろいろと大変で、おかあさんが死んだら、泣く?と聞いてきたので、泣くかもしれんけど、大丈夫。と言ってみた。結婚しないと思うから、ちゃんとほんとに大丈夫にならないとなーと思う今日この頃。